穏やかな一日

 昨夜の雨のおかげだろうか。
墓地にある金木犀の花が、窓から見る限り、
全て落ちていた。
 何度も入っているはずの境内墓地。
○○家を探すに至っては自身の記憶と
墓地地図(自作)を照らし合わせてみても
実際に歩きその場までいかなければ確信を持てぬ
時もある。
実際に護持する者が居ず、何世も前の住職の時に
入檀されたと思われる墓石。

赤穂のお武家様、これが一番古い墓石なのだろうか。

先代より言い伝わった当院がこの谷中(初音)の地に
据える時に尽力をしたといういくつかの家の墓石。
今は棹石のみになってしまった御家。

時代と共に過去より現代に続く歴史の軌跡だろうか。

いつかは風化をしてしまうのであろう御墓は永代に渡り
私達がご供養をしていかねばならない過去精霊である。

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